ZDR034の概要
- ◎コムテック「ZDR034」は、フロント1カメラ構成でフルHD録画に対応したコンパクトドライブレコーダーです。
コムテック「ZDR034」は、フロント1カメラ構成でフルHD録画に対応したコンパクトドライブレコーダーです。1/2.7型CMOSセンサーとF2.2の広角レンズ(水平約118°/垂直約59°/対角約150°)を採用し、前方の広い範囲をしっかり記録できます。2.0インチ液晶・GPS・Gセンサーを搭載し、必要十分な運転支援機能や駐車監視モード(オプション)も備えた、ベーシッククラスのフロント専用モデルです。
カメラ・録画スペック
カメラはフロント1カメラで、有効画素数 最大約200万画素の1/2.7型CMOSセンサーを採用しています。レンズ画角は水平約118°/垂直約59°(対角約150°)と広角で、交差点や複数車線の状況も捉えやすい設計です。録画解像度はフルHD(1920×1080)、HD(1280×720)、SD(640×360)の3段階から選択可能です。
フレームレート(=1秒あたりの撮影コマ数)は9.1fps/19.1fps/29.1fpsに加え、1秒あたり1枚または3枚を記録する「タイムラプス1コマ/3コマ」に対応しており、シーンに応じた記録方式を選べます。画質は「高画質/低画質」から選択でき、高画質・フルHD時は平均8Mbpsのビットレートで記録します。画像補正としてHDR機能を搭載しており(OFF/HDR(=明暗差を補正して見やすくする機能)-ON)、逆光や夜間など明暗差の大きなシーンで白とび・黒つぶれを抑えた映像を残すことができます。カメラ輝度設定や鏡像設定も用意されており、車両や設置環境に合わせたチューニングが可能です。
駐車監視/運転支援機能(オプション)
別売の「駐車監視・直接配線コード(HDROP-09)」を使用すると、車両キースイッチOFF後も車両バッテリーから電源供給を行い、駐車監視モードで録画が可能です。駐車監視録画方式は、衝撃検出時だけ起動する「衝撃クイック録画」、常時録画と衝撃録画を組み合わせた「常時・衝撃録画」、長時間を効率よく記録する「タイムラプス録画」から選択できます。駐車監視録画時間は30分〜12時間/常時ONまで設定でき、録画停止電圧は11.9〜12.2Vから選択可能です。
駐車監視中の衝撃感度は「高感度/中感度/低感度」から選択でき、降車時や乗車時の振動を駐車監視映像から除外する「駐車監視降車キャンセル/乗車キャンセル」設定も用意されています。ナイトビジョン機能をONにすると、駐車監視モード中に明かりの少ない場所でも比較的明るい映像を記録しやすくなります(フレームレートは15fps相当で記録)。
運転支援機能としては、停車中に先行車の発進を知らせる「先行車発進お知らせ機能」、前方信号が青になったことを知らせる「前方信号お知らせ機能」、急加速・急減速・急ハンドルを検知する「ドライブサポート機能」、設定速度を超えた際に警告する「車速アラーム機能」を搭載しています。フロントガラス上部・中央に取り付け、キャリブレーションでボンネット位置や道路の水平線を合わせることで、先行車や信号機の検知精度を高めることができます。
SDカード運用(ファイルシステム/寿命)
記録メディアはmicroSDHCカードで、4〜32GB(Class10以上推奨)に対応し、32GBカードが付属します。本機はドライブレコーダー向けに開発された専用ファイルシステムを採用しており、一般的なFAT系と比較して断片化を抑えつつ、記録データが破損した場合の復元性を高めた構成になっています。パソコン側で録画データを削除しても本機に戻すと復元される仕様のため、映像を削除する場合は必ず本体メニューから「SDカードの初期化」を実行します。
microSDHCカードは消耗品であり、1日2時間程度の使用でおおよそ2〜3年が交換目安です。カード容量が一杯になると、常時録画領域とイベント録画領域(衝撃録画/マニュアル録画/駐車監視衝撃録画)で、それぞれ古い映像から順に上書きされます。イベント録画領域の比率(10/20/30%)や「上書き禁止」設定(イベント録画のみ/全録画)を調整することで、重要なイベント映像の上書きを防ぐこともできます。事故発生時は、上書きされる前に必ずmicroSDHCカードを抜いて保管することが推奨されています。
GPS・PCビューア
ZDR034はGPSを搭載しており、走行中の位置情報・速度情報・日時を録画映像とあわせて記録します。専用ビューワソフト(Windows 7/8.1/10対応)を使用すると、撮影映像に加えてGoogleマップ上の走行軌跡や加速度グラフ、衝撃録画・マニュアル録画・緊急録画停止など各イベントの発生位置を確認できます。録画データはMOV(MPEG-4 AVC/H.264)形式で保存され、ビューワから静止画保存や動画ファイルの書き出しも可能です。
取り付け・使用上の注意
本体はフロントガラス上部20%以内またはダッシュボードに、付属の取付ステーと両面テープで固定します。保安基準に適合させるため、運転者の視界を妨げず、ルームミラーやエアバッグの作動を阻害しない位置を選ぶ必要があります。ワイパー可動範囲内で、フロントガラスやレンズに汚れが付きにくい位置に取り付けると、雨天時や悪天候時も見やすい映像を記録しやすくなります。
取付前には脱脂クリーナーで貼付面をしっかり清掃し、気温の低い環境ではテープを温めてから施工するなど、両面テープの密着性を確保することが重要です。通気孔を塞がない、パーツクリーナー等を本体に使用しない、地デジ・ETCアンテナや各種センサーの近くを避けるなど、他機器や安全装置への影響にも配慮が必要です。microSDHCカードの抜き差しは、必ず車両キースイッチOFF・本体LED完全消灯を確認してから行い、駐車監視モード動作中は設定どおり駐車監視モードを終了させたうえで取り出してください。
こんな人におすすめ
- フロントのみのシンプル構成で、フルHD画質の記録を重視する人
- HDRによる逆光補正や、フレームレート・解像度を細かく調整して録画時間を最適化したい人
- 先行車発進お知らせ・前方信号お知らせ・ドライブサポート・車速アラームなど、基本的な運転支援機能を使いたい人
- 別売の駐車監視コードを使って、簡易的な駐車監視(衝撃クイック/常時・衝撃/タイムラプス)までカバーしたい人
ZDR034は、コンパクトなフロント1カメラ構成でありながら、豊富な録画モード・運転支援機能・駐車監視機能をバランスよく備えた、はじめてのドライブレコーダーとしても扱いやすいモデルです。
出典・参考情報
製品データシート
- 型番
- ZDR034
- メーカー
- COMTEC
- カメラ構成
- front
- フロント解像度
- 1920×1080
- HDR/WDR機能
- hdr
- 駐車監視機能
- multi
- GPS
- 搭載
- Wi-Fi
- 非搭載
- 最大SDカード容量
- 32