ZDR 026の概要
コムテック「ZDR 026」は、フロント・リヤの両方にSTARVIS搭載CMOSセンサーを採用した前後2カメラドライブレコーダーです。最大WQHD(2560×1440)録画に対応し、広角レンズ+高感度センサーにより、昼夜問わず前後の状況を高精細に記録します。GPS・Gセンサー・2.7インチ液晶を備え、運転支援機能や駐車監視モード(オプション)にも対応した多機能モデルです。
カメラ・録画スペック
カメラ構成はフロント+リヤの2カメラで、いずれもSTARVIS技術搭載1/2.8型CMOSセンサー、有効画素数は最大約370万画素です。レンズ画角はフロント/リヤとも水平約113°/垂直約60°(対角約133°)と広角で、前後の車両や周辺状況をしっかり捉えられます。録画解像度はWQHD(2560×1440)、FullHD(1920×1080)、HD(1280×720)から選択可能です。
フレームレート(=1秒あたりの撮影コマ数)は19.1fps/29.1fpsに対応し、1秒に1枚の静止画を撮影して15fps相当の動画にまとめる「タイムラプス1コマ」モードも搭載しています。画質は「高画質/低画質」を選択可能で、フロントカメラ側にはHDR/WDR(=明暗差を補正して白飛び・黒つぶれを防ぐ機能)両方の画像補正機能を搭載(OFF/HDR(=明暗差を補正して見やすくする機能)-ON/WDR-ON)。白とび・黒つぶれを抑えた鮮明な映像から、自然な階調重視の映像まで用途に応じて選べます。リヤカメラ側はSTARVIS+輝度調整により、夜間やトンネル内など暗所での後方視認性を高めています。
駐車監視/運転支援機能(オプション)
別売の「駐車監視・直接配線コード(HDROP-14)」を使用すると、エンジンOFF後も車両バッテリーから電源供給を行い、駐車監視モードで録画が可能です。駐車監視録画方式は「衝撃クイック録画」「常時・衝撃録画」「タイムラプス録画」から選択でき、駐車監視録画時間(30分〜12時間/常時ON)や録画停止電圧(11.9〜12.2V)も設定可能。駐車監視衝撃感度は0.03〜0.15G(0.01G刻み)で細かく調整できます。
駐車監視中に衝撃を検出した場合は「駐車監視衝撃録画データ」として保存され、次回起動時には駐車中に衝撃があったことをアナウンスで知らせます(乗車キャンセル時間内を除く)。かんたんスイッチ長押しで一時的に駐車監視モードをONにする「ワンタイム駐車監視モード」や、特定の駐車環境で駐車監視を無効化する「駐車監視モードパス機能」も備え、利用シーンに応じた柔軟な運用が可能です。
運転支援機能としては、先行車発進お知らせ/前方信号お知らせ/先行車接近お知らせ/車線逸脱お知らせ/後続車接近お知らせの5つの画像系機能に加え、急加速・急ブレーキ・急ハンドルを検知するドライブサポート機能、設定速度超過を知らせる車速アラーム機能を搭載しています。フロント/リヤキャリブレーションを行い、ボンネット位置や道路の水平線、車線中心を合わせることで、検知精度を高めることができます。
SDカード運用(ファイルシステム/寿命)
記録メディアはmicroSDHCカードで、4〜32GB(Class10以上推奨)に対応し、16GBカードが付属します。本機はドライブレコーダー向けに開発された専用ファイルシステムを採用しており、一般的なFAT系に比べて断片化を抑え、保存データの破損リスクを低減しています。パソコン側でデータを削除しても本機に戻すと復元される仕様のため、録画データを削除する場合は本体メニューから「SDカードの初期化」を実行する必要があります。
microSDHCカードは消耗品であり、1日2時間程度の使用でおおよそ2〜3年が交換目安とされています。新しいカードや付属品以外のカードを使用する場合は、必ず本体メニューから初期化してから使用します。カード容量が一杯になると、常時録画/イベント録画(衝撃・マニュアル・後続車接近)それぞれの領域で古い映像から順に上書きされますが、「イベント録画のみ」「全録画」などの上書き禁止設定を活用することで、重要なイベント映像が上書きされるのを防ぐこともできます。
GPS・PCビューア
ZDR 026はGPSを搭載しており、走行中の速度・位置情報・日時をあわせて記録します。専用ビューワソフト(Windows 7/8.1/10対応)を使用すると、フロント・リヤ映像に加え、地図上の走行軌跡や加速度グラフ、衝撃録画・マニュアル録画・後続車接近録画・駐車監視衝撃録画・緊急録画停止など各イベントを一括で確認できます。録画データはAVI(MPEG-4 AVC/H.264)形式で保存され、ビューワから静止画保存や動画ファイルの書き出しも可能です。
取り付け・使用上の注意
フロントカメラはフロントガラス上部20%以内またはダッシュボード上に、付属ステーと両面テープで取り付けます。運転支援機能を正しく動作させるには、ボンネットが映像下部25%以内に収まる位置に取り付け、フロント/リヤともキャリブレーションを実施する必要があります。リヤカメラはリヤガラスまたはリヤトレイに取り付け、ワイパーの拭き取り範囲内で、熱線やスモークフィルム、ラジオアンテナ等との干渉を避ける位置を選びます。
エアバッグの展開範囲や先進運転支援システム用カメラ・センサー、各種アンテナ付近への取り付けは避け、取付後はステーのネジや両面テープの剥がれ・緩みがないか定期的に点検します。microSDHCカードの抜き挿しは、必ず車両キースイッチOFF/本体LED完全消灯を確認してから行い、駐車監視モード中はかんたんスイッチ長押しで駐車監視モードを終了させてから取り出してください。
こんな人におすすめ
- 前後2カメラで、WQHD対応+STARVIS搭載の高画質モデルを求める人
- 夜間やトンネル内など暗所でも、前後の映像クオリティを重視したい人
- 先行車発進・前方信号・先行車接近・車線逸脱・後続車接近など、多彩な運転支援機能を活用したい人
- 駐車監視(衝撃クイック/常時・衝撃/タイムラプス)まで含めて、走行中から駐車中まで幅広く記録したい人
ZDR 026は、高解像度WQHD録画とSTARVISによる高感度撮影、豊富な運転支援機能・駐車監視機能を備えた、前後2カメラフラッグシップクラスのドライブレコーダーです。
製品データシート
- 型番
- ZDR-026
- メーカー
- COMTEC
- カメラ構成
- front_rear
- フロント解像度
- 2560×1440
- リア解像度
- 2560×1440
- HDR/WDR機能
- hdr_wdr
- 駐車監視機能
- multi
- GPS
- 搭載
- Wi-Fi
- 非搭載
- 最大SDカード容量
- 32