ZDR 045WLの概要
コムテック「ZDR 045WL」は、STARVIS(=ソニー製の暗所撮影センサー技術) 2 搭載CMOSセンサーを採用した前後2カメラドライブレコーダーです。フロント・リヤともフルHD(1920×1080)録画に対応し、水平約138°/垂直約70°(対角約168°)の広角レンズで前後の状況を幅広く記録できます。3.0インチ液晶ディスプレイ・GPS・Gセンサーに加え、無線LAN機能と専用アプリ「C-Access」に対応しており、スマートフォンからライブ映像確認や録画データの再生・保存、設定変更が行えるモデルです。
カメラ・録画スペック
カメラ構成はフロント+リヤの2カメラで、いずれもSTARVIS 2 技術を採用した1/2.8型CMOSセンサー(総画素数約200万画素/有効最大約200万画素)を搭載しています。レンズ画角はフロント・リヤともに水平約138°/垂直約70°(対角約168°)と広く、車線両側や隣接車線まで含めた前後の状況を1台でカバー可能です。レンズF値はF1.8で、夜間や雨天など暗いシーンでもできるだけノイズを抑えた明るい映像を記録できます。
録画解像度はフルHD(1920×1080)とHD(1280×720)に対応し、「おすすめ/キレイ/ロング」のおまかせ録画モードで録画サイズ・フレームレート(=1秒あたりの撮影コマ数)・画質を一括設定できます。フレームレートは27.5fps/17.5fpsのほか、1秒に1枚を記録する「タイムラプス1コマ」モード(駐車監視(=エンジン停止中も録画を続ける機能)中)が選択可能。画質は「高画質/低画質」から選べ、フルHD・高画質設定時は平均12Mbps、HD・高画質設定時は平均10Mbps程度で記録します。映像はMP4(MPEG-4 AVC/H.264)形式で保存され、互換性の高い形式でパソコンや専用ビューワから再生できます。
画像補正として、フロント・リヤともHDR録画に対応しており、ナイトビジョン設定(ON/OFF)と組み合わせることで、夜間やトンネル出入口、逆光時など明暗差の大きなシーンでも白とび・黒つぶれを抑えた映像を残せます。フロント/リヤ別々に輝度を調整できるため、フロントガラスの透過率やリヤガラスのスモーク濃度に合わせた微調整も可能です。
駐車監視/運転支援/無線LAN機能
別売の「駐車監視・直接配線コード(HDROP-14)」を使用すると、エンジンOFF後も車両バッテリーから電源供給を行い、駐車監視モードでの録画が可能になります。駐車監視録画方式は、衝撃検出時のみ起動する「衝撃クイック録画」、駐車中も常時録画+衝撃録画を行う「常時・衝撃録画」、1秒1コマで長時間を効率的に記録する「タイムラプス録画」の3種類から選択可能です。駐車監視録画時間は30分/1・3・6・9・12・24時間/常時ONから選べ、車両バッテリー保護用の録画停止電圧も11.7〜12.2Vの範囲で細かく設定できます。
イベント録画は、Gセンサーによる「衝撃録画」、【録画】スイッチ操作による「マニュアル録画」、後続車接近お知らせ機能と連動した「後続車接近録画」、駐車監視モード中の「駐車監視衝撃録画」に対応しています。運転支援機能としては、先行車発進お知らせ/前方信号お知らせ/先行車接近お知らせ/先行車接近継続お知らせ/後続車接近お知らせに加え、急加速・急減速・急ハンドルを検知するドライブサポート機能、設定速度超過を知らせる車速アラーム機能を搭載。フロント/リヤキャリブレーションでボンネット位置や道路の水平線、車線中心を合わせておくことで、各種お知らせの精度を高められます。
無線LAN機能と専用アプリ「C-Access」を利用することで、スマートフォンから録画中のライブ映像確認、マニュアル録画の開始、録画データの再生・ダウンロード、本体設定の一部変更が行えます。アプリ内に保存した動画はスマートフォン側で一覧・再生できるため、車外でも簡単に映像を確認したい場合に便利です(アプリ使用中の一部機能ではドライブレコーダー側は録画を一時停止します)。
SDカード運用(ファイルシステム/寿命)
記録メディアはmicroSDカードで、付属の32GBカードに加え、8〜128GB(Class10推奨)に対応しています。本機はドライブレコーダー向けに設計された専用ファイルシステムを採用しており、一般的なFAT系ファイルシステムと比べて断片化が起こりにくく、記録データの破損リスクを低減しています。パソコン側で録画ファイルを削除しても、本体に戻した際に復元される仕様のため、映像を完全に消去したい場合は必ず本体メニュー内の「SDカードの初期化」から初期化を行う必要があります。
microSDカードは消耗品であり、1日2時間程度の使用でおよそ2〜3年が交換目安とされています。カード容量が一杯になると、常時録画領域とイベント録画領域(衝撃録画/マニュアル録画/後続車接近録画/駐車監視衝撃録画)ごとに古い映像から順次上書きされます。イベント録画領域比率(10/20/30%)や「上書き禁止」設定(イベント録画のみ/全録画)を組み合わせることで、重要なイベント映像の上書きリスクを抑えた運用も可能です。事故発生時は、記録された映像が上書きされる前に必ずmicroSDカードを抜いて保管しておくと安心です。
GPS・PCビューア/スマートフォン連携
ZDR 045WLはGPSを内蔵しており、走行中の位置情報・速度情報・日時を録画映像とともに保存します。専用ビューワソフト(Windows 8.1/10/11対応)を使用することで、フロント・リヤの映像とあわせて、Googleマップ上に走行軌跡や各種イベント(衝撃録画/マニュアル録画/後続車接近録画/緊急録画停止/駐車監視衝撃録画)の発生位置、加速度グラフなどを重ねて確認可能です。ビューワからは動画ファイルの一括保存や静止画保存・印刷といった操作も行うことができ、必要なシーンだけを抜き出して保管できます。
スマートフォン連携では、無線LANで本体と直接接続し、専用アプリ「C-Access」からライブ映像/録画映像の確認や一部設定変更を行えます。無線LAN接続中はスマートフォンによってはインターネット接続が一時的に使えなくなる場合があるほか、Bluetooth機器との同時使用で電波干渉が発生することもあるため、アプリ利用時はスマートフォンのBluetooth機能をOFFにしておくと安定しやすくなります。
取り付け・使用上の注意
フロントカメラは付属の取付ステーと両面テープでフロントガラスまたはダッシュボードに固定します。フロントガラスに取り付ける場合は、道路運送車両法に基づく保安基準に適合させるため、フロントガラス上部20%以内のルームミラー裏側で、運転者の視界やエアバッグ作動を妨げない位置を選ぶ必要があります。ワイパー可動範囲内に取り付けることで、雨天時でもフロントガラスの水滴や汚れによる視認性低下を抑えやすくなります。取付前には付属の脱脂クリーナーでガラス面とステーをよく清掃し、気温が低い場合は両面テープを暖めてから貼付けることで、剥がれにくくなります。
リヤカメラはリヤガラスまたはリヤトレイ等にステーと両面テープで固定し、ワイパー拭き取り範囲の中で熱線やアンテナと干渉しない位置を選定します。カメラケーブルや電源コードは、市販のコードクランプなどで固定し、運転操作やペダル操作の妨げにならないように配線してください。ETCや地デジ・ラジオアンテナ、先進運転支援システム用カメラ付近には設置・配線しないことが推奨されています。microSDカードの抜き挿しは必ず車両キースイッチOFF・本体LED完全消灯を確認してから行い、駐車監視モード動作中は【録画】スイッチ長押しで駐車監視モードを終了させてから取り出してください。
こんな人におすすめ
- 前後2カメラでフルHD録画とSTARVIS 2 搭載による高感度撮影を重視しつつ、標準的なサイズの本体を求める人
- HDR+ナイトビジョンによる暗所・逆光への強さと、広角レンズでの前後の広い範囲の記録を両立したい人
- 先行車発進/前方信号/先行車接近/先行車接近継続/後続車接近お知らせやドライブサポート機能、車速アラームなどで日常運転の安心感を高めたい人
- 衝撃クイック/常時・衝撃/タイムラプスから駐車監視方式を選び、走行中から駐車中まで前後をしっかり記録し、スマートフォンアプリからも手軽に映像を確認したい人
ZDR 045WLは、STARVIS 2 による高感度撮影と前後フルHD記録、HDR画像補正、豊富な運転支援・駐車監視機能、無線LAN+専用アプリ連携を1台にまとめた、使い勝手の良い前後2カメラドライブレコーダーです。
出典・参考情報
製品データシート
- 型番
- ZDR045WL
- メーカー
- COMTEC
- 参考価格
- 0円
- カメラ構成
- front_rear
- フロント解像度
- 1920×1080
- リア解像度
- 1920×1080
- HDR/WDR機能
- hdr
- 駐車監視機能
- multi
- GPS
- 搭載
- 最大SDカード容量
- 128